栄養素のデパート「キウイ」のすごいパワーを知って欲しい
人気のフルーツの1つキウイ。
スーパーに行くと、キウイは1個100円程度で買える手軽なフルーツです。
年々、日本ではフルーツの消費量が減少傾向にあるのですが、実はキウイの消費量が年々伸びています。
まさに今旬なフルーツ・キウイのすごいパワーについてご説明します。
キウイはそこに含まれる栄養素の豊富さから「栄養素のデパート」と言われています。
キウイ1個に含まれる主要な栄養素
果物の中でもバランスよく摂取できるフルーツで、まさに栄養素のデパートといわれています。
手軽で栄養素も豊富ということで人気のキウイ。
もちろん単体で食べてもいいけど、食べ合わせることでパワーUPします。
今回は、キウイの栄養素の効果を高める食べ合わせについて皆さんに知って頂きたいです。
腸、血管、骨を老けさせない!? 最強の食べ合わせ
腸、血管、骨は、冬の寒さや寒暖差で弱ってしまう箇所ですが、キウイがそんな冬の悩みを改善してくれるかもしれません。
そのためにも、キウイ単体ではなく、最強の食べ合わせを知ることで、健康のためにもいい摂り方を知っておいてください。
キウイ×肉 腸を老けさせない!?
お肉を食べることで、これまで様々なメディアでも動脈硬化の予防や疲労回復の効果に期待できると紹介されてきましたが、実はキウイを食べ合わせるだけで 消化速度が2倍になり、腸の働きを促進してくれます。
それは、キウイのに含まれるアクチニジンが肉のたんぱく質を分解して、腸での吸収を助ける働きがあるからです。
効果的な食べ方
お肉にキウイをかけて食べるといいです。
ポイントは温度で、
アクチニジンがある程度の温度(40~50度あたり)にならないと働かないからです。
効果的な食べ方は、焼きあがったステーキ肉の上に、キウイをかけると適温の40~50度あたりになります。
牛肉だろうが豚肉だろうが、鶏肉だろうがすべての肉に効果があります。
また、肉との組み合わせではなく、手軽にアクチニジンを取れる簡単レシピは、Drinkにして飲むといいでしょう。
刻んだキウイに、はちみつ、レモン汁を加え。50~60度のお湯を加えめと出来上がり
アクチニジンは腸のためではなく、口臭予防にも期待されるようです。
キウイには、アクチニジン以外にも、食物繊維が腸内環境を正常にし、便秘・肌荒れを改善する効果があります。
それは、キウイには、不溶性食物繊維と、水溶性食物繊維がバランスよく含まれているからです。
特に、水溶性食物繊維は一緒に水を取り込むことによって、便を柔らかくして便秘を改善する効果が期待できますから、キウイ単体で食べる時も、水と一緒に摂った方がより効果的です。
またヨーグルトと一緒に摂取すると、キウイに含まれる食物繊維はヨーグルトに含まれる乳酸菌やビフィズス菌のえさになるということがあるので、とてもいい組み合わせとされています。
夜食べるのがおすすめです。
朝食べると効果がないというわけではなく、よりどちらが便秘解消効果があるかというと、腸がよく働く夜に食べると効果的です。
1個食べても効果はありますが、できれば2個食べるが一番いいです。
キウイ×魚 血管を老けさせない!?
青魚に多いDHAは血管の弾力を高めたり、赤血球の柔軟性を向上させたりする効果があります。
また、EPAは血栓を作りにくくし、血流をよくする効果があります。
どの魚でもいいわけでもなく、サーモンがおすすめです。
サーモンの色素成分アスタキサンチンの抗酸化作用で血流の改善に期待できるからです。
キウイの中にも、魚のDHA,EPAと同様に血管を老けさせない栄養素があります。
それは、ビタミンCとビタミンE。
キウイはフルーツの中ではトップレベルの量のビタミンCとビタミンEが豊富に含まれているのです。
グリーンキウイよりも、出来ればゴールデンキウイがおすすめ。
ゴールデンキウイには、グリーンキウイの2倍以上のビタミンCが含まれているからです。
ビタミンCとビタミンEは血管を老けさせないためには非常に重要な役割を果たします。
ビタミンEは血液の中の赤血球を柔らかくして血栓をできにくくして、ビタミンCは、酸化されてしまったビタミンEを復活させて、元に戻して働くようにする作用があります。
効果的な食べ方
サーモンのカルパッチョの上に、刻んだゴールデンキウイを乗せて食べます。
キウイ×豆腐 骨を老けさせない!?
大豆に含まれる大豆イソフラボンは、骨からカルシウムが溶け出すのを抑える効果が期待できます。
大豆イソフラボン×グリーンキウイと組み合わせることで、カルシウムの減少がダウンする効果が期待できます。
豆腐でなくても、他の大豆製品の納豆や、みそ汁、豆乳でも期待できます。
効果的な食べ方
豆腐のドレッシングにキウイを使っている感覚です。
トマトの代わりにキウイをいれるなどの工夫をすれば簡単に摂れます。
栄養素を無駄にしない甘いキウイの選び方
スーパーにキウイが山積みされていた時に、どんなキウイを選んでいいか迷いますよね。
栄養素を無駄にしない、また甘いキウイの選び方はこうです。
まずキウイの形を見て、細長いキウイと角張っているキウイなら、一般的には、肩の張ったような四角い形の方が、なで肩の形のキウイよりも糖度が高いとされています。
出来るだけ、四角っぽいようなキウイを選ぶようにしましょう。
また、1つのキウイの中でも、部分によって糖度が異なります。
一番糖度が高い(最も甘い)部分は、ヘタとは反対側の部分ですので、知っておいた方がいいでしょう。
最後に、キウイの保存で気をつけることは、袋に入れて冷蔵庫に入れておくと、2~3カ月は保存が出来ます。
逆に、固いまま買ってきて早く食べたい場合は、冷蔵庫に入れずに室内に出しておくと追熟が進みます。
食べ頃を見分けるコツは、キウイを軽く握って少し表面が柔らかくなるか、袋を開けた時にいい香りがする時が食べ頃です。
美味しいキウイに出会えるといいですね。
まとめ
いかかでしたか?
何気なく食べていたキウイのパワーを知ることで、これからはより楽しく健康的に摂ることが出来ますよね。
今回のポイントをまとめておきます。
キウイのすごいパワーのまとめ
キウイ×肉 アクチニジンがたんぱく質を分解して、腸での吸収を助ける可能性もあります
ステーキにキウイをかけて温めると効果倍増です。
キウイ×魚 ビタミンC、ビタミンE、DHA、EPAが血流を改善してくれます。
おすすめの食べ方とは、「ゴールデンキウイとサーモンのカルパッチョ」
キウイ×豆腐 大豆イソフラボンの骨を丈夫にする働きをパワーUPしてくれます。
豆腐以外でも、みそ汁、納豆などの他の大豆製品でも同様の可能性に期待できます。キウイの選び方
甘いキウイが欲しい時には、角張った形のキウイがおすすめ
キウイの保存で気をつけること
袋に入れて冷蔵庫に入れておくと2~3カ月保存が出来ます
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